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地震学からみた高レベル放射性廃棄物地層処分について

石橋克彦(神戸大学名誉教授)
最終更新日:2013年6月7日
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 高レベル放射性廃棄物地層処分には、地震学的に疑問点があります。このページには、私がこれまでにこの問題に関して公表した文章や、書き下ろしを、少しずつ掲載していきたいと思います。とりあえず、本日、毎日新聞に掲載された小文を置きます。(以上、2007年3月18日記)
高知県東洋町の、高レベル放射性廃棄物最終処分場選定のための文献調査への応募について
   毎日新聞2007年3月18日付朝刊、オピニオン面・発言席PDF・16KByte
 以下を追加しました。なお、地層処分問題研究グループ「埋め捨てにしていいの? 原発のゴミ」が参考になると思います。(2007年3月22日)
「原発燃料の燃え殻」PDF・60KByte
  神戸新聞2005年8月9日付夕刊「随想」に掲載
「高レベル放射性廃棄物処分候補地の公募の問題点と地球科学の責務
:高知県佐賀町の事例」PDF・32KByte
  地球惑星科学関連学会2005年合同大会「G018:放射性廃棄物の地層処分-地層処分における地球
  科学的課題の検討-」に投稿(大会に参加できず講演を取り消したが、予稿集には収録されている)
「高レベル放射性廃棄物地層処分の安全性を保証する鍵(地震の影響に関連して)」PDF・40KByte
  地球惑星科学関連学会2001年合同大会「A0:放射性廃棄物の地層処分-地層処分問題に
  積極的に関わるために-」で発表(2001年6月4日、国立オリンピック記念青少年総合センター)
藤村 陽・石橋克彦・高木仁三郎
高レベル放射性廃棄物の地層処分はできるか II:安全性は保証されてはいない
  『科学』(岩波書店) Vol.71, No.3 (2001年3月号) に掲載
藤村 陽・石橋克彦・高木仁三郎
高レベル放射性廃棄物の地層処分はできるか I:変動帯日本の本質
  『科学』(岩波書店) Vol.70, No.12 (2000年12月号) に掲載
「変動帯日本で地層処分は可能か」PDF・144KByte
  『科学』(岩波書店) Vol.70, No.9 (2000年9月号) 巻頭言
「高レベル放射性廃棄物地層処分と日本列島の地震・断層活動」PDF・40KByte
  地球惑星科学関連学会2000年合同大会「Ac:放射性廃棄物の地層処分-ポスト2000に残された
  課題は何か?-」で発表(2000年6月26日、国立オリンピック記念青少年総合センター)
  2007年4月28日追記  : 『科学』(岩波書店)Vol.77, No.5(2007年5月号)の「科学通信」欄の「科学ニュース」に以下が掲載されました。
「混乱を生むだけの高レベル放射性廃棄物処分場の立地調査:東洋町は明白な不適地」
  2007年5月16日追記  : 神戸新聞2007年5月14日付朝刊、オピニオン面「論」に以下が掲載されました。
「深刻な『核のごみ』始末」PDF・688KByte
  2012年10月2日追記  : 日本学術会議「高レベル放射性廃棄物の処分に関する検討委員会」第6回(2011年6月29日(水) 16:00〜18:00)に招致されて講演したときの資料を掲載します。
 この検討会は、2010年9月に原子力委員会委員長から日本学術会議会長に対して、「高レベル放射性廃棄物の処分に関する取組みについての国民に対する説明や情報提供のあり方について」審議依頼があったことにより、同会議内に課題別委員会として設置されたものだそうです。
 2012年9月11日に、学術会議大西会長から原子力委員会近藤委員長に回答「高レベル放射性廃棄物の処分について」が手交されましたが、それは審議依頼事項を根源的に遡って、地層処分政策の抜本的見直し、廃棄物の暫定保管、総量管理を提言しています。この提言に私の講演が反映されたようです(NHKクローズアップ現代「10万年の安全は守られるか〜行き場なき高レベル放射性廃棄物〜」2012年10月1日(月)放送)。
資料1:変動帯・地震列島で高レベル放射性廃棄物(HLW)の地層処分ができるか?
資料2:講演のパワーポイント・スライドの PDF ファイルPDF・1,504KByte
資料3:「変動帯日本で地層処分は可能か」(上掲と同じ)
資料4:「災害科学としての地震学のあり方−大災害を未然に防ぐ批判精神を−」
   日本地震学会講演予稿集2000年度秋季大会PDF・252KByte
資料5:「混乱を生むだけの・・・:東洋町は明白な不適地」(上掲と同じ)
  2013年6月7日追記  : 2012年12月2日開催の日本学術会議主催学術フォーラム「高レベル放射性廃棄物の処分を巡って」において、基調講演の一つをおこないました。そのときの配布資料とパワーポイント・スライドを掲載します。なお、この学術フォーラムの内容は『学術の動向』2013年6月号の特集記事になっています。
当日配布資料 PDF・295KByte
パワーポイント・スライド PDF・3,000KByte
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